この時期恒例の「新語・流行語大賞」の
ノミネート30語が発表され、
「アベノマスク」「3密」「テレワーク」
「アマビエ」「クラスター」
「ソーシャルディスタンス」
「おうち時間/ステイホーム」
「新しい生活様式/ニューノーマル」
といった新型コロナ関連語が数多く選ばれました。
2011年、東日本大震災の年にも、
「3.11」「瓦礫」「帰宅難民」「安全神話」
「計画停電」「風評被害」や、
嫌というほどCMで流れた「ぽぽぽぽーん」
といった震災関連語がノミネートしています。
ところが1995年は、オウム真理教事件で
「ポアする」「サティアン」「修行するぞ」
「尊師」「ああいえば上祐」などが
流行したにもかかわらず、オウム関連語は
一語もノミネートすらしませんでした。
ノンフィクション作家・ジャーナリストで
当時の審査委員長だった故・草柳大蔵が、
「新語・流行語大賞もジャーナリズムでなければいけない」
という理由から「あえてオウムの言葉を授賞対象にしない」
という決断をしたといいます。
「ジャーナリズムでなければいけない」から
選ばないというのはよくわかりませんが、
要するに、犯罪を肯定・表彰するような
形になるのはよくないという意味でしょうか?
だとすれば、暗い話題から発生したという意味では
同様である東日本大震災の関連語が入っているのは
いいということになるのでしょう。
震災は自然災害で、犯罪ではありませんから。
しかし、それではコロナ関連語はどうでしょう?
多くの人は、これを東日本大震災と同様の
天災だと思っているのでしょう。
しかし私は、コロナは日本においては、
マスコミのデマ恐怖煽りと政治の無能が
引き起こした「犯罪被害」もしくは「人災」
としか思っていないので、
オウム語を除外した際のことを考えれば、
これも除外すべきじゃなかったのかと、
皮肉の一つも言いたくなります。
ともかく、これらコロナ関連語が
馬鹿げた時代の正気を失った言葉として
認識されるよう、一刻も早く
コロナを終わらせなければなりません!
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